モシトランス = 摹习 + 翻訳
中国語(簡体字)の「摹习(モシ)」という漢字は、日本語だと「摹習」と書きます。
つまり、「摹する(もする)」と「習う(ならう)」です。
これらの意味を大辞泉で調べると、こんな説明が書かれています。
- 摹する: ある形に似せて作る。まねる。また、ひきうつして書く。
- 習う: 経験を積んで、なれる。習慣となる。
それぞれの漢字の意味は、中国語でも全く同じです。
書き手や話し手の想いを全て伝えたい
モシトランスの主力事業である翻訳と通訳の仕事は、ある言語の文章や話を別の言語に置き換えることです。
単に「形を似せる」だけなら簡単かもしれませんが、可能な限り「表情や表現、心も似せる」ことができれば、別の言語を母国語とする人たちにも、元の文章や話をより忠実に伝えることができるようになります。
しかし、そのためには、元の文章や話を構成する文字や言葉に加えて、背景までも深く理解する必要があります。
まずは、真似て習うところから始めますが、最終的には、書き手や話し手と同じ次元で表現できるようになることを目指さなくてはいけません。
そうすることで、書き手や話し手の想い全てを、異なる母国語を使っている人たちにも届けたい。
それが、「摹习(モシ)」に込めた、私たちの想いです。