コミュニケーションの一歩先へ
モシトランスのビジョンは、"Beyond communications" (コミュニケーションの一歩先へ)です。
社名に込めた想いにも書いたように、モシトランスの根底には「書き手や話し手の想い全てを、異なる母国語を使っている人たちにも届けたい」という強い想いがあります。何故なら、その難しさを誰よりもひしひしと感じているからです。
あなたと私の間にあるもの
何年も前にWeChatで見付けた手書きのイラストには、コミュニケーションを取ることの難しさが、実に端的に表現されていました。
日本語に翻訳すると、こんな意味です。
あなたと私の間にあるもの
私が考えていること
私が言いたいこと
私が言えたと思っていること
私が言ったこと
あなたが聞きたいこと
あなたが聞いたと思っていること
あなたが聞いたこと
あなたが理解しようと思っていること
あなたが理解したと思っていること
あなたが実際に理解したこと
こんな風に10通りの可能性があるの
(これらが私たちの)意思の疎通を難しくしているの
でもね、それでも(意思の疎通を図ろうと)し続けなくちゃいけないの
この詩の通り、人と人とのコミュニケーションは、実に難しいものです。だからこそ、私たちはコミュニケーションの達人になりたいと考え、"Beyond communications" (コミュニケーションの一歩先へ)というビジョンを掲げました。
モシトランスが目指すもの
いくらインターネットが便利に使える時代になっても、私たちはお客様とメールのやり取りだけで済ませるようなことはしたくありません。何故なら、実際にお客様とよく会うことで、お客様の何気ない表情や言葉の端々から、表面的に困っていることだけではなく、潜在的に望んでいることにまで耳を傾け、心で受け止めることができるからです。それをせずに、お客様が本当に望んでいることを叶えることはできないと考えています。
地道にお客様先を訪問するというやり方は、今となっては古いかもしれません。しかし、直接お会いして様々な情報を集めることで、コミュニケーションにおける理解の差を少しでも縮め、相手の真意を理解し、さらには相手が意識していない潜在的な意味も引き出し、相手が思っていること、口に出していないことまで、きちんと受け止めたいと考えています。
これが、モシトランスが目指す"Beyond communications" (コミュニケーションの一歩先へ)なのです。
そして、直接お会いできない方々に対しても、私たちは翻訳や通訳という事業を通じて、書き手や話し手の想いを、異なる母国語を使っている⼈たちに届けようとしています。